猫や犬、はたまた鳥。
ペットと名の付くものは様々ですが、我が家ではメダカを飼って3年になります。
お世辞にも日当たりが良いとは言えないベランダ飼育では、メダカのお友達・水生植物が花をつけることはよもやあるまいと思っていたのですが、先日なんとアサザが開花したので、併せて今日は我が家のメダカについてご紹介したいと思います。
一日花、アサザ。曇天に咲く
メダカ=ペット。
というと飼ってる本人からすると少々違和感を覚えますが、毎日のメダカのお世話は私にとって紛れもなく癒しタイムです。
特に家で仕事をするようになり、周囲が寝静まる夜中をお仕事タイムに充てる機会が増えてからは、お休み前のメダカの餌やりタイムは仕事からプライベートへ切り替えるスイッチのような役割を担ってくれています。
ということで朝5時の梅雨空。
いつもの餌やりにベランダに出たところ、
アサザが一輪咲いていました。
正確には、ベランダで餌をやり始めた時、アサザのつぼみが開きかけているのを眺めて「まさか咲くのかな……あ、もよおした」などと一旦部屋に引っ込み、戻ってきたところで上の画像のように花が開いていたのです。
もうちょっと待っていれば開花の瞬間に立ち会えたのですね。勿体ない事をしました。
我が家の楊貴妃さんも心なしか喜んでいるもよう。
赤くなるよう品種改良されたメダカです。鮮やかなオレンジ色が特徴的で高い人気を得ています。
朝開花して、日暮れにはしぼんでしまう一日花・アサザの花。
そんなアサザは、環境省のレッドリストに準絶滅危惧種として指定されているそうです。
信じられないほどごく自然に咲きましたので、やはり水辺が減少しているのが原因なのですね。
愛機HUAWEI P9が花びらのギザギザをしっかり捉えてくれました。
この花びらはアサザの特徴のひとつですね。
思いがけずアサザの開花に立ち会えて幸運でした。
いや正確には立ち会えてないのか?トイレ行ってたから……。
ともかく浮かれて餌をやりすぎ、反省。
我が家のビオトープ
こちらは我が家のビオトープ。
なんとも雑然として、ビオトープと呼ぶのもおこがましいレベルですが、まあ良いよね……( ˘o˘; )という感じです。
水生植物は去年までホテイアオイを使っていましたが、ラムズホーンの大量発生に辟易して今年はアサザとヒメホタルイに変えてみました。こちらはamazonのチャームさんで購入。
尚、奥の四角い発泡スチロール容器2点が稚魚用、手前の睡蓮鉢を成魚用として使っています。こちらもamazonで購入しました。
こちらのプラスチックの睡蓮鉢が家に届いた時、あまりの段ボールの大きさに慌てて配達員さんから受け取ったのですが、想像を下回る軽さにのけぞって恥ずかしい思いをした記憶があります。
本当は陶器の睡蓮鉢が憧れだったのですが、手入れを考えてプラスチック製の軽いものを選んで良かったと思っています。あと予算の都合もね……。
こちらは稚魚用。
元々は成魚用として使っていたのですが、この春にプラ睡蓮鉢を導入してから稚魚用になりました。
風雨をもろともせず、冬の寒さからもメダカたちを守ってなお、まだまだ活躍してくれそうです。
我が家の美魚、楊貴妃とシロメダカ
さて。
我が家の美女……もとい美魚が、さきほどの楊貴妃の他もう一匹、こちらのシロメダカです。
なんということでしょう、我が家の2大美魚がニアミスしてます。
これはレア!でもない、ありふれた光景です。
この季節の2匹は大車輪の活躍です。
毎日のように卵を産んでくれるので、なるべく回収して、この綺麗な色を引き継げやしないものかと画策しております。
写真の3匹のうち、左にいる雄のスマートな体型も恰好良いですが、雌の丸みを帯びた体つきはなんとも愛らしい。ただ色々なメダカの種類を知らないので一般的に美魚なのかどうかは判然としません。
飼い主にとっては育てているメダカが一番可愛い、と言いたいところですが、メダカの場合は犬や猫とはちょっと立ち位置が違うようで、割と品種にこだわって本格的に飼育している方が多いようです。
色々な種類を飼育されている諸先輩方のブログを拝読して、興味本位でメダカ本舗さんを覗いたら種類の豊富さに目から鱗で、うちのメダカの素朴さとつい比較してしまいました。
なんともありふれていて、貴重でもある我が家のメダカ達です。
寝る間に育つ、稚魚たち
こちらは稚魚用の発泡鉢の様子。
5月に孵化して、あっという間に大きくなりました。
前述の美魚2匹から採取した卵が孵化した筈ですが、見事にあの色が引き継がれていません。
とはいえ小さい身体で餌をつつく姿はほっこりしますね。
回収しきれなかった卵が本水槽で孵化してしまった場合、見つけ次第稚魚水槽に移しています。環境の変化に適応できるか心配でもあるのですが、そのままだと成魚に食べられてしまうのでやむなし。
ちなみに先日、メダカの稚魚だと思ってひしゃくで掬い上げたら、
稚エビ、キミだったのか……!!
このミナミヌマエビの親は近所のアクアショップで購入しました。
私は誠に勝手ながら、そのお店の店主さんを『メダカの師匠』などと心の中で呼んでおり、この時は抱卵している個体を選んでくださったので、いつ孵るか、環境が合わずに孵らないのかとハラハラしていました。
そんな矢先の事だったので、ホッと一息です。
夏が終わるころには…
話は戻ってアサザです。
夕方に覗いたら、やっぱりしぼんでいました。もしかしたらまだ……と思っていたので少々寂しいですね。
まだつぼみがあるので、また見られるかな?
夏が終わるころには稚魚たちも大きくなって、あと2つくらい水槽を増やせたらなあと思っています。
という事で、本日は我が家のビオトープについてご紹介しました。
ではこのあたりで。
コメントを残す