愛猫に!3COINS(スリコ)木製ペットベッドのおすすめリメイク・アレンジ方法 IKEA(イケア)も!

3COINS(スリコ)で人気の犬猫用の木製ペットベッドを購入→愛猫用にアレンジ・リメイクしたのでご紹介します。IKEAの人形用ベッド・DUGTIGとの比較も。

3COINS(スリコ)木製ペットベッドのサイズ・材質・価格は?IKEA(イケア)の人形用ベッドの違いは?

私は店頭で見かけて即購入してしまいましたが、まずはサイズと耐荷重がおうちのご家族ワンニャン(あるいは別の小動物)に適合しているか確認したいですね。

また、ペット用のベッドといえばIKEAの人形用ベッドの「DUGTIG(ドゥグティグ)」が有名です。
3COINSのペットベッドとどのような違いがあるのか比較しておきましょう。

基本情報|3COINS(スリコ)木製ペットベッド

3COINSの木製ペットベッドの基本情報は以下の通りです。

木製ペットベッドのサイズ・材質
材質:松、MDF(底板部分)
サイズ(外寸):約36cm×53cm×29cm
☆サイズ(底板):約30cm×約48cm
耐荷重:8kg
価格:1,500円(税込1,650円)
MADE IN CHINA
※☆マークは私が計測したサイズです。

商品紹介などで表記されているサイズはあくまでベッド枠を含めた外寸で、実際にワンニャンのくつろぎスペースになるのは底板のサイズになります。

底板はA3サイズの用紙(297mm×420mm)より縦が6cmほど大きいくらいのイメージでしょうか。実際に同サイズの紙などを引いて確かめてからの購入をおすすめします。

基本情報|IKEA(イケア)の人形用ベッド(DUKTIG)

続いて比較されがちなIKEA(イケア)で人気の人形用ベッド(DUKTIG)の基本情報です。

IKEA/DUGTIGのサイズ・材質
材質:繊維板, パイン無垢材
サイズ:約36cm×52cm×36cm

枕/マットレス:綿 35%, ポリエステル 65%
毛布:綿 100%

価格:2,499円(税込)

くつろぎスペース(底板)のサイズが不明ですが、縦横はほぼ3COINSのペットベッドと変わらないようです。
外枠の形が少し違うくらいで、素材もほぼ同じ、組み立て方法も同じです。

大きく異なるのはベッドリネンの有無でしょうか。
価格差はこの違いによるものですね。

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材料選び|3COINSのペットベッドのアレンジ・リメイク方法

せっかく組み立てたのに気に入ってくれないと意味がないペットベッドのDIY。

3COINS(スリコ)のペットベッドのアレンジ方法をSNSで検索してみたところ、組み立てたベッドの底板にブランケットを置いたり、専用布団や手作りの布団を乗せて使っている方が多いようです。

今回は長く使いたいので汚れ防止・見た目重視・取り換え可能という3点を考えつつ、何よりうちの猫さんが気に入る素材でアレンジ(リメイク)していきます。

イメージはこんな感じです。

下手くそですね。

うちの猫さんは布団やタオルケットなど何か被せられるのが大嫌いで、かつ身体が沈み込む柔らかい素材が苦手です。

そこで椅子の座面のようにMDF+硬めのウレタンを布で巻き込んだアレンジをすることにしました。

同じサイズのMDFを何枚か用意してこのセットを作っておけば、柄に飽きたり汚れてきたときに簡単に交換できます。

また、つるっとした素材が苦手なため、塗装は木の感触が残るオスモカラーで行うことにしました。

好みにあわせた布地選びで失敗を避けよう

うちの猫さんのくつろぎスペースはソファ。
引っ越しで一念発起して購入したカリモクのコノハソファですが爪とぎやら何やらで割とボロボロになってしまいました。

肌触り、硬さは好みがかなり分かれるとこかと思いますが、こんな風に日頃のくつろぎスペースの素材に合わせればまず間違いないと思います。

このソファ、ざらっとした厚手の布で、ウレタンは硬めです。
ジャガード織かなと思ったのですが、布の種類の目利きに自信がありません。

好みの手触りをもとに近所の手芸屋さんで見つけたのが、このカットクロスです。
オランダ製のゴブラン織の布とのこと。

あまりにも気に入ってしまい同じラインの柄をいっぱい買ってしまいましたが使うのはモザイクのような柄のものです。
なお価格は70cm×50cmで税込1,295円でした。

尚ジャガード織とゴブラン織の違いはこちらのページで紹介されていました。
勉強になります…!

購入してきた布を敷いてみると早速乗ってくれました。早速すぎて微妙な表情なのですが、不快感はないようです。よかった!

購入したものと同じ商品が楽天で見つかったのでご紹介しておきます。

布地のサイズは?カットクロスで長さは足りる?

柄も重要ですが、使う布地の長さが足りないと困りますよね。

3COINSのペットベッドは底板のMDFのサイズが約30cm×約48cm。
間に挟むウレタンの厚みと、巻き込んでタッカーで止める分の長さが必要です。

布地サイズの計算方法
30cm+(ウレタン厚×2)+8cm
48cm+(ウレタン厚×2)+8cm

タッカーで止める分の長さは4cmずつで8cmと仮定しました。
あくまで目安ですが、このくらいの縦横があれば問題ないかと思います。

ソファの感触を求めて座布団用のウレタン

ウレタンは縦横と厚み(5cm)を満たしている商品の中から「やや硬め・弾力がある・綺麗」というレビューを信じてネットショップで購入しました。

こちらの商品は旅館の座布団に採用されているウレタンということでイメージがしやすかったです。

指で挟むように感触を確かめた時は少し柔らかいかな?という印象だったのですが、片面から手のひらで押すとやや硬めで弾力を感じました。
イメージに近い感触です。

必要なサイズは底板サイズの約30cm×約48cm以上。
この商品は50cm×55cmで、厚みは5cm。これをカットして使います。

塗料はどうする?オスモカラーVSブライワックス

木部の保護に塗装は外せないです。
また個人的な好みとして経年で汚れたり傷ついたりしながら、まだらにオレンジっぽくなってしまったパインの雰囲気があまり好きではないです。

おうちDIYで人気の塗料と言えばブライワックスですが、ここではオスモカラーを使う事にしました。

この写真でオスモ缶を載せている台は、4年ほど前にオスモ(パイン)で塗装したものです。経年でゆっくりと色は変化していきますが、汚れたら拭き取れますし、綺麗です。

オスモカラーとブライワックスでは風合いがまるで違います。

ブライワックスは情報量が多い仕上がりになるという印象です。男前インテリアにこだわった部屋には合うけど、あまりこだわってない部屋(うちです)ではちょっとうるさくなるかな…。

一方のオスモカラーは落ち着いていて品があり、他の家具と調和しやすいと思います。

ブログで取り上げた記事でブライワックスを使ったものはあるかなと探したら、1記事だけありました。

ナチュラルキッチン購入のWECKウッドボックスをBRIWAXでリメイク(リモデル)する

4月 1, 2017

どうでしょう?好みの問題ですかね。

また、乾かしている間の匂いという意味では、オスモとブライワックスでは比較にならないと思います。

ブライワックスはガソリンのような匂いがするので、たとえ小動物に問題がないとしても、乾かすあいだ十分なスペースを確保できない我が家には合わないと思い、実は猫をお迎えした時にまとめて譲ってしまいました。

オスモカラーの安全性については公式サイトに掲載されています。
子どもがいる家庭でも安全に使えることを押し出しているくらい、ストレスなく使える塗料だと思います。

組み立て|3COINSのペットベッドのアレンジ・リメイク方法

ペットベッド枠 完成までの流れ

リメイク用の材料が揃いました。
ペットベッドを組み立てていきます。

ペットベッド枠の木地調整

と、組み立てる前にベッド枠のサンディングを行います。
やるとやらないでは仕上がりに差が出ます。

#120→#240でサンディングします。
ムラが出てしまうので力を入れ過ぎないで同じ力で進めていきます。
各パーツごとにのんびり作業します。

ペットベッド枠の組み立て

サンディングが終わればベッド枠の組み立てです。

塗装をする場合は組み立て前に塗った方が仕上がりが美しいかと思いますが、乾かしている間の場所取りが億劫なので組み立ててから塗装します。

組み立てはとても簡単です。
ベッド枠を組み立てて、底板は固定せず置くだけですね。

固定はネジではなくて六角ボルトですが部品に六角レンチがついているので工具も必要ありません。
ダボをはめるときにゴムハンマーがあるといいかな、くらいです。なくてもできます。

下の黒いのは滑り止めや傷防止のためのシートですね。

ペットベッド枠の塗装(オスモカラー)

塗装の時間です。

オスモカラーは下地+ウッドワックス(色)×2回+仕上げの順に塗ります。
それぞれ1日一種類ずつ塗っていくので仕上がるまでに5日かかるというわけですね。

手間がかかりますが、ペンキだとしてもシーラー+ペンキ×2回(×ニス)なのでそんなに変わらないです。
ブライワックスならここは早いですね(まだブライワックスのこと言ってる…)。

また別の機会にオスモカラーについてまとめるつもりなのでここではさらっとだけ書きます。

下地はウッドプロテクター、仕上げはノーマリクリア。
今回のウッドワックスはバーチにしました。

ところでオスモカラーは公式の刷毛やコテバケで塗るのが推奨されています。

上の緑のが公式のコテバケです。
横の長さは14.5cmほど。小物を塗るには大きすぎるし毛足が長いです。

個人的に、オスモカラーで小物を塗るのに最適だと思うのが、サンプルでもらえる↓のスポンジ(右側)です。

適度に塗料を吸って小回りがきくこのスポンジがおうちDIYでは最強だと思うのですが、公式ストアで販売していないんですね。

どこで入手したかというと、オスモ&エーデルのショールームを見学した時にいただきました。
ただ毎回もらえるかわからないし迷惑だと思うので、私は自分で似たオリジナルスポンジ(左側)を作ってそれを使っています。

本当に便利なので、作り方はまた別の機会に紹介しますね。
記事ができたらこの辺りにリンクを貼ります笑

ということで仕上がりました。

寄ってみるとこんな感じです。
バーチは白っぽい色です。
もとの木目が優しく透けて、肌触りも木の風合いを残したままです。

底板部分 完成までの流れ

ペットベッド完成まであとはくつろぎスペース・底板を残すのみです。

布とウレタン、MDFを準備します。

底板のサンディング

今後汚れた時に交換しやすいように、MDFのサイズをじかに書いておきました。

MDFはそのまま使えるにこしたことはないのですが、完成したベッド枠に載せてみたところ余裕がなさ過ぎたので、サイズ調整のため少しだけサンディングしました。

このあたりは個体差があると思います。

ウレタンのカット

くつろぎスペースのクッション部分のウレタンはカッターでカットしました。

美しくないですね笑
せめてカッター刃を新品に交換してからカットすればよかったかもしれません。

綺麗にウレタンをカットするためにはシリコンスプレーで被膜をつくってカットするのが有効です。が、今回はこれで十分です。

布張り

MDFにウレタンを重ねて、布を被せてタッカーでとめていきます。
椅子のウレタン張替えと同じですね。

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特にコツはないですが、表に返した時に角が綺麗に出るようにきちんと折るくらいでしょうか。

あまりゆるゆるだと美しくないので多少上から押さえつけて布が張るようにタッカーを打っていきます。

余談ですがMDFのサイズを書いたのに裏にしてしまってますね。
写真を撮ったからいいか…。

表に返せば完成です。
とても素敵な布地だったので満足の仕上がりです。

ペットベッド完成!

完成したくつろぎスペースをベッド枠にはめ込めば完成です!

いかがでしょうか?
個人的には満足の仕上がりです。
あとは猫さんが気に入るかどうか…。

ペットベッドのその後…果たして愛猫は気に入ったのか?

完成後、何日くらいで乗ってくれるかな~と思いながらベッドを窓際に設置したところ、設置からほんの数分で寄ってきて…

慌ててスマホを構えて動画を撮ってみました。

ひとまず満足してるみたいですね。
よかった。

それで、予想以上に喰いつきがよかったのでもう一台買ってきちゃいました。

今度はベッドの足部分をカットして下を収納スペースにしたペットベッドボックスを作ろうと思っています。
高さがあった方が、うちの猫さんはより気に入ると思うんですよね。

その様子もブログでご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。
ではでは今回はこのあたりで。

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