セリアにダイソー、キャンドゥなど、数ある100円均一のなかでも特に女性に人気がある『ナチュラルキッチン』。
シンプルなホワイト食器や木製食器、ホーロー製品や豊富なカトラリーが低価格で揃えられるので、私もたびたびお世話になっています。
ちなみにその略称はナチュキチ、らしいです。ナチュキチュだと思ってました。。
なお姉妹店である『ナチュラルキッチンアンド』では、メインの100円商品のほか、もう少しお値段がする、いわゆる「100均に売ってなくて困るな」、という雑貨も販売しています。たとえば100均では小さなサイズしかないカゴ等は、普通の雑貨店で買うと1,000円以上することもありますが、ナチュラルキッチンアンドでは300円〜500円程度で買えたりします。
ということで今回は、そんなナチュラルキッチンアンドで購入したWECKのウッドボックスをリメイク(リモデル)してみました。
WECKのウッドボックス(木箱)を購入したものの、色を変えたい…
こちらがWECKのウッドボックス。
サイズはおよそ30cm×22cm×11cm程度の木箱です。
オークションやフリマサイトをのぞいてみると、そこそこ高値で取引されていて驚いてしまうのですが、購入時の価格は500円(税抜)です。
インスタなどでたびたび見掛けるように写真映えするアイテムで、全体的にすすけた古材っぽい雰囲気が素敵なのですが、赤みを帯びた茶色というか、グレーというか、けっこう置く部屋を選ぶ色味です。ナチュラル嗜好で、かつアンティークな感じのお部屋やヴィンテージ感のあるお部屋、ウォルナットっぽい色合いの家具が多いお部屋には合うかもですが、我が家にはどうかな…と、購入したものの持て余していました。
また、こちらのウッドボックスは写真では伝わりにくい素材感にも特徴があります。塗装することで、好みの質感にリモデルしたいところです。
なんとかこの可愛らしいWECKの苺のロゴ焼き印を活かしたまま、インテリアに加えたい!
そこで思い切って、今回は木箱の色を変えてみることにしました。
WECKのウッドボックス、木箱の素材は?
そもそも、この木箱の色味は塗装されたものなのか、木本来の色なのか。。
ということでリメイクする前にひとまず素材にアタリをつけておくことにします。
軽くて微妙に毛羽立っているWECKのウッドボックス。なんだか懐かしいその素材をなでくり回していて思い出したのが、こちらの木箱です。
ごぞんじ、セリアで大人気の蓋つきインテリアウッドケースです。なお我が家のウッドケースの蓋はどこかへ行ってしまったようで、ただのマスと化しています。。
WECKのウッドボックスと、こちらのセリアのウッドケース、柔らかい材質や軽さがソックリ。
そんなこともあって、たぶん桐じゃないかな、という判断に至りました。
何で塗装されているのかは分からないのですが、まあ多分削れば素地が出て来るだろうな!
ということで、早速サンディングしてみることに。
木箱をひたすら削り、削る…怒涛のサンディング地獄
ヤスリがけは番手の低い方から順番に掛けていきます。
塗装を剥がしたいので、粗目の#80番から開始。
こちらが粗く削った木箱の様子。
左側がBeforeで右側がAfterです。
いい感じに塗装が剥げて白い素地が出てきました。
十分に削ったら#120、そして#240と続けます。
と、書いてしまうとあっさりしたものですが、この作業がかなり大変でして…。
飽きっぽい私は仕事の合間にちょこちょこと削って、結局この研磨作業だけで数日も掛けてしまいました。もちろん気合を入れれば一日で終わる作業量です。。削りカスが鬼のように出るので、マスクと、できればゴーグルもつけると安心です。
ということで、
なんとか削り終えました。
すべすべで気持ち良いです。
サンディングしたWECKのウッドボックスをBRIWAXで塗装する
お楽しみの塗装に入ります。
今回は木目を美しく引き立たせてくれるうえに、塗るのが簡単なBRIWAXを使います。
色はオールドパインにしました。
手持ちのBRIWAXで最も薄い色で、キッチンカウンターの胴体部分(?)にも使った色です。
ただ今回はWECKのロゴが見えなくなってしまう可能性があったので、水性ステインのウッドダイで着色せずに、BRIWAXだけで仕上げることにしました。
真冬のあいだは完全に固形だったBRIWAXが、春を迎えて半分ほど液体になっていました。
ウエスで木目に沿って塗布していきます。
塗り終えたら30分ほど乾かして、タワシで定着させます。
それが済んだら綺麗なウエスで磨いて出来上がり。
あんまり磨くとピカピカになってしまうので、高級感を出すために控えめにする人も多いようですが、私はピカピカが好きなのでとことん磨きます。
もう少し濃い色でもよかったかしら…?
ともかく、なんとかWECKのロゴは残っているので良しとしましょう。
ツルツルしながらもどこか重厚感のある手触りにしばし悦に入ります。。
根菜類を保管する野菜箱として活用してみる
今回リメイクしたWECKのウッドボックスは、根菜類を保管する野菜箱として活用することにしました。
イメージとしてはそのままドカッと入れて華やかにしたいのですが、如何せん内側は塗装していないし汚れるのも嫌だという…。
そんな訳で、
こんな紙袋を使うことに。
アマゾンで購入したこちらの紙袋は、普段はフリマアプリやオークションで販売した商品を梱包するために使っています。他に仕事で外出する時は、朝買っておいた昼食を入れ替えて持っていったりも。レジ袋よりもなんとなくこじゃれていてテンションが微妙に上がります。自己満足です笑
こんな感じで種類ごとに保管するようにセット。
とりあえず家にあった根菜類を詰めたところ、
こんな感じになりました。
ちょっとボリュームが足りないですが、満足な仕上がりです。
こちらの野菜箱は吊り戸棚に置く予定ですが、その吊り戸棚の整理がまだ終わっておらず…。
また設置し終えたらいずれブログにも登場する予定?です。
ということで、本日はナチュラルキッチンアンドで購入したWECKのウッドボックスをBRIWAXでリメイク(リモデル)した流れをご紹介しました。
ではでは、今日はこの辺で。
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